2018年、テレビや新聞などで大きく取り上げられたことで話題となった、アパート経営。
毎月安定した収入を長期的に得ることができる、現物資産のため経済変動に強い、節税対策になる、生命保険の代わりになるといったメリットも多く、いまでは人気の不動産投資のひとつとなっています。
しかし、深刻な人口減少に見舞われる現代日本では、全国的に空室率が増えており、アパート経営を成功させて儲かることは非常に難しく、失敗してしまうケースも少なくありません。そんななか、“猫と一緒に暮らしたい”というニーズの高まりを受け、「猫ルーム」と呼ばれる猫専用アパートを提案し、空室だらけだった物件が、つねに満室で入居者待ちの人気物件へと変身させてしまった方もたくさんいます。
猫ルームのある賃貸物件が儲かる理由とは?
ここ数年、空前のペットブームによって、ペットと共に暮らすことができる物件を探している方が増えており、ペット可物件に注目が集まっています。しかし、ペット可を謳っている物件の多くが“犬のみ”であったり、入居者欲しさに仕方なく猫を飼っても良いというものだったりで、ヒトと猫が安心して暮らせる物件は、ほとんどありません。
年々、犬よりも猫を飼う人が増えている日本では、ヒトと猫が安心して暮らせる空間「猫ルーム」のある賃貸物件は、とても需要が高くなっており、つねに満室で入居者待ちの人気物件となっています。
ヒトと猫が安心して暮らせるお部屋を作るためのポイント
居住スペースを広くする
ヒトと猫が、ストレスを感じることなく、自由にのびのびと暮らせる空間を作るためには、1戸あたり35平米と居住スペースを広めに設けることがポイントになります。もしも、居住スペースを広くすることができない場合は、ロフトやキャットウォーク、可動式の猫階段などを取り入れ、猫が自由にお部屋の中を動き回れる仕掛けを取り入れることが大切です。
ニオイ対策を徹底する
猫のおしっこは、ギュッと濃縮されているため、強烈なアンモニア臭がします。
大人の猫なら、おしっこをした後、砂をかけて隠してしまうのですが、なかには砂をかけない子やトイレが苦手な子もおり、部屋中にアンモニア臭が充満してしまうことも。
猫ルームを作る際は、換気システムを充実させる、ニオイがつきにくく汚れが落ちやすいクッションフロアを採用する、猫トイレを設置する場所のドアに猫専用のドアを設置するなどの工夫を凝らすことが大切です。
バルコニーを用意する
外に出る習慣のある猫を飼われている飼い主さんの場合、放し飼いによる近隣住民とのトラブルが起こる可能性があります。
猫による近隣住民とのトラブルを防ぐため、外に出る習慣のある猫を飼われている飼い主さん向けに、1階に2mの長い木板を縦組みにしたバルコニーを作るのがおすすめです。木板を縦組にすることで、猫が爪をひっかけて脱走してしまうことを防ぐことができるため、トラブルを未然に防ぐことができます。また、2mある木板を使用しているため、お部屋の中が丸見えになってしまうことを防ぐことができ、女性も安心してお部屋を借りることができます。
まとめ
アパート経営を成功させるためには、儲けることを第一に考えるのではなく、お部屋を借りたいと思っている人が、どんなお部屋に住みたいのかを考えることが大切です。
とくに、ヒトと猫が安心して快適に暮らせる猫ルームのある賃貸物件を目指している方は、猫について十分な知識がない状態でリフォームを行ってしまうと、逆に住み心地の悪いお部屋となり、さらに事態を悪化させてしまう原因となります。
これから猫ルームのある賃貸物件にリフォームしようとお考えの方、アパート経営に行き詰っている方は、ぜひこの機会にBuzz-Wingsまでご相談ください。