それでいいの?子猫を飼う際の6つの注意点

無邪気で可愛い子猫は、見ているだけで癒されますよね。ただ、子猫はまだ大人になる前の段階なので、飼う時にはいろいろと注意すべき点があります。

今まで子猫を飼ったことがないという人は、子猫を飼う際に注意すべき点をしっかりチェックしておきましょう。

子猫と成猫を飼うときの違い

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猫は生まれて1年が経過すると成長が止まり、成猫とみなされます。猫の1歳は人間でいうと20歳くらいです。

子猫と成猫では、用意してあげる環境やお世話の仕方が異なります。

食事

子猫と成猫では食事の内容や量が異なります。

子猫の場合、生後1ヶ月はミルク、生後2ヶ月は離乳食、生後3ヶ月以降はドライフードというように、成長段階に合わせて食事を切り替えていきます。ただ急に食事を切り替えると子猫に負担がかるので、徐々に新しい食事に慣れさせてあげる必要があります。

食事の回数も子猫と成猫で異なります。成猫は1日2回食事を与えれば十分ですが、子猫はまだたくさん食べることができないため、1日数回に分けて食事を与えます。

しつけ

子猫はまだしつけができていないため、何かとトラブルを起こしがちです。子猫が正しいことを覚えて成長できるように、飼い主さんが一からしつけをする必要があります。何が良くて何がダメなのかということをしっかり教えてあげましょう

一方、成猫はすでにしつけが完了しているため、世話をしなくても身の回りのことは自分でしてくれます。

子猫は手間がかかる

無邪気で元気いっぱいの子猫は、成猫に比べて手のかかりやすい存在です。何にでも興味を持ち、手を出そうとするので、ケージの外に出している間は悪いことをしないように目を配る必要があります。

子猫はいつ体調を崩すかわかりません。万が一の時に備えて、信頼できる獣医師さんを探しておくと安心です。

子猫を飼うときはここに注意!

まだ成長しきっていない子猫は成猫と違い、注意すべき点が多々あります。

フリー写真 左上を指差す日本人女性

食事の量

子猫はまだ内臓が発達していないため、食事の量に気をつけないと吐いてしまうことがあります。

食事の量は子猫の体重やフードの説明書を見ながら調整していきましょう。子猫の様子を日々観察して、その時の体調や成長に合わせながら微調整してあげてください。

食事の量がわからない場合は、獣医師さんに相談して量を調節しましょう。

噛み癖

噛み癖

永久歯に生え変わるまでの間は歯がかゆいため、子猫はなんでも噛もうとします。生後3か月~6か月で永久歯が生え揃うと落ち着きますが、それまでの間は噛み癖がつけないように注意しなければなりません。

噛み癖は成猫になってから治そうとしても、なかなか治すことができません。子猫のうちに噛み癖を治しておかないと、成猫になってから何かと苦労を強いられます。

一番注意すべきは、子猫と手で遊ぶことです。人の手をおもちゃ代わりにして遊ばせると、「人の手は噛むもの」という認識が子猫に出来上がってしまいます。子猫と遊ぶときは手を使わずに、子猫用のおもちゃを使いましょう

放し飼いは危険

子猫を家の中で放し飼いにするのは危険です。まだ体が小さい子猫は、人間が気づかないような隙間や穴に入ってしまうことがあります。窓の隙間から外に出て行ってしまうことも考えられるので、落ち着くまでは部屋の中を自由に散歩させないようにしましょう。

留守番をさせるときは、必ずケージに入れてから外出してください。ただ、長時間ケージに入れられたままだと子猫がストレスを抱えてしまうので、長時間の外出は控えたほうが無難です。

お風呂

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子猫は体温調節がうまくできないため、頻繁にお風呂に入れると体調を崩してしまうことがあります。

生後1〜2ヶ月はお風呂を避けましょう。ワクチン接種が済むまで、シャンプーも控えてください。

そもそも猫は自分で毛づくろいをして体を綺麗にできるので、お風呂に頻繁に入れる必要はありません。家で飼う猫なら年1〜2回ほどで十分です

無理に起こさない

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子猫の睡眠時間は1日15時間〜20時間必要と言われています。しっかり寝かせてあげないと、子猫が体調を崩してしまいます。

子猫が寝ているうちは無理やり起こそうとせず、そっと見守ってあげましょう。起きたら食事やトイレをさせ、ちょっと遊ばせてあげてください。

子猫が寝やすい環境を作ってあげることも大切です。子猫が体温調節できるように、寝床にはタオルや毛布などを置いてあげましょう。

病気に注意

生まれたばかりの子猫は、母猫から譲り受けた免疫がありますが、生後90日を過ぎると免疫の効果が次第になくなっていきます

病気に対する免疫力をつけるためにも、子猫のうちからワクチン接種を受けさせましょう。外の世界に出ると病原菌と接触する可能性があるので、子猫のうちは病院までキャリーバッグで移動させるのが無難です。

子猫の様子がいつもと違うと感じたら、獣医師さんに相談しましょう。

まとめ

子猫が成長していく過程を見られるのはとても嬉しいですよね。ただ、子猫は成猫よりも手間がかかりやすく、体調を崩しやすいので注意しなければなりません。生まれたばかりの子猫なら、毎日つきっきりでお世話をしてあげる必要があります

子猫が順調に育つように、快適な環境を用意してあげましょう。子猫と一緒に暮らす家についてご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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