「猫と一緒に暮らしたい」と考えている学生は多いのではないでしょうか。最近はペットと一緒に住める賃貸物件や住宅も増え、猫と暮らせる快適な環境が整いつつあります。
一人暮らしの学生でも猫と暮らすことは可能ですが、注意すべき点がいくつかあります。飼い始めてから後悔することがないように、事前に気をつけるべきポイントを確認しておきましょう。
一人暮らしの学生が猫と暮らすメリット
初めての一人暮らしは何かと不安がつきものです。その不安を解消してくれるのが可愛い猫です。
まずは、猫と一緒に暮らすメリットをチェックしておきましょう。
寂しさが紛れる
実家を出て一人暮らしを始めたばかりの頃は、ホームシックになりがちです。家に帰ってきても誰もいないというのは、寂しいですよね。
そんな寂しさを紛らしてくれるのが猫です。毎日猫の世話をしているうちに、寂しさも紛れて、楽しい一人暮らしを満喫できるでしょう。
ストレス解消になる
疲れて帰ってきたときも、家に可愛い猫がいたら癒されますよね。実際ペットには人を癒す力があると言われており、ペットに触ったり一緒に過ごしたりすることでストレスが解消され、心と身体を健全な状態に戻すことができます。
学校で嫌なことがあっても、猫と一緒に過ごすうちに元気が回復して、次の日は新たな気持ちで登校できそうですね。
規則正しい生活ができる
実家暮らしと違い、一人暮らしには自分を叱ってくれる人がいません。そのため、どうしても怠惰な生活になりがちです。きちんと自己管理しないと夜遅くまで起きていたり、食事の時間がバラバラだったり、不健全な生活を送ってしまいます。
その点、猫がいると毎日世話をすることになるので、生活サイクルが安定し、怠惰な生活を防ぐことができます。
一緒に外出したり戯れたりすれば、運動不足にも役立ちそうですね。
学生が猫と暮らす時に注意すべき5つのポイント
猫と暮らすことはメリットがある一方で、いくつか注意すべき点もあります。ここでは、猫と暮らすときに注意すべき5つのポイントをチェックしていきましょう。
部屋を荒らされる可能性がある
猫は非常に好奇心旺盛な動物です。留守中にいろんな物をオモチャ代わりにして遊び、帰宅すると壁やソファがボロボロにされていた、なんてこともあります。疲れて帰ってきたのに、部屋がグチャグチャになっていたら、さらに疲れちゃいますよね。
猫の困った行動を防ぐには、猫が暮らしやすい環境を事前に整えてあげることが大事です。室内に爪とぎをたくさん用意してあげれば、猫が壁や家具を引っかくことも少なくなります。
長期間留守にするのはNG
学校やバイトなどで長時間留守にすると、猫はストレスがたまってしまいます。いつも一緒にいてあげるのがベストですが、学生には難しいですよね。
ストレスをためないようにするには、猫が退屈しないような空間を作ってあげることが大切です。飼い主がいなくても猫が快適に過ごせるように、自動給餌器やキャットタワーなどを部屋に設置しておきましょう。トイレは出かける前にきちんと掃除してあげてください。
旅行や合宿などで数日ほど家を空けるときは、知人宅や動物病院、ペットホテルなど信頼できる安全な場所に預けましょう。ただ、環境が変化することにストレスを感じる子もいるので、2泊以上の外泊はなるべく控えるべきです。
外出するのが苦手な猫なら、ペットシッターを利用する方法もあります。急に外泊することになった場合に備えて、事前に預けられる方法を調べておくと安心ですね。
温度調節に注意
猫は体温調節が苦手です。冬は自分で温かい場所を見つけて寝ていますが、夏の暑さは自衛することができません。夏場に留守にするときは、エアコンを付けっぱなしにして出かけましょう。
人間と毛皮を着た猫では、快適に感じる温度が異なります。人にとって快適な温度が、猫にとっても快適とは限りません。
ただし、猫にとって刺激はとても大切な要素です。猫にとって暑さや寒さも必要な刺激です。一緒にいるときはあえて暑くしてみると、きっと涼しい場所を探しに探検に出るとおもいますよ。
脱走する可能性も…..
留守中に猫が窓や玄関から脱走しないよう、事前に柵などを設置しておく必要があります。
「留守中に外に出して遊ばせてあげたい」と思う人もいるかもしれませんが、外に出すと野良猫とケンカしたり、交通事故に遭ったりする可能性が高くなり、大変危険です。
外出するときは必ず、戸締りをチェックしてから出かけましょう。
部屋選びが大切
犬と違い、猫に散歩は必要ありません。ただ、部屋の中に落ち着ける場所がないと、ストレスを抱えてしまうことがあります。広いスペースのある一軒家に暮らすなら大丈夫ですが、狭い部屋だと自由に動くことができず、大きなストレスを感じてしまいます。
広い部屋に暮らすのが難しい場合は、オモチャや高い台などを用意して、猫が動ける空間をたくさん作ってあげましょう。
ベッドやオモチャは猫によって好みが違うので、好みがわかるまで複数のタイプを用意してあげてください。最初は寄り付かなくても、しばらくすると猫のお気に入りになっていることがあります。
猫の様子を細かく観察して、好みを正確に把握してあげましょう。
まとめ
一人暮らしで寂しいときに、猫がそばにいてくれるとホッとしますよね。勉強で疲れたときも、猫と遊んでいると、いつの間にか元気になっていることがあります。
猫は比較的飼いやすい動物ですが、長時間留守にしたり、狭い部屋に閉じ込めたりすると、ストレスを感じることがあるので要注意です。
猫と一緒に暮らせる空間づくりに迷ったときは、気軽にご相談ください。「猫と一緒に快適に暮らせる家」について、問い合わせを随時受け付けております。学生さんと猫が一緒に過ごせる快適な空間を提案します。