猫がイライラする際のおすすめ5つの対処法

自由気ままで気分屋のイメージの猫。好きなことだけしてゴロゴロとひなたぼっこをしてストレスなく暮らしているように見えますが、実は変化に敏感でストレスを抱えやすい動物なのです。
そしてそのストレスやイライラは健康状態にも悪影響を及ぼすこともあります。

ここでは猫がどのようなことにストレスを感じ、イライラしてしまうのか。その時の対処法についてご紹介します。

猫がイライラしてしまう原因

運動不足

のんびりとゴロゴロするのが好きなイメージがある猫ですが、運動は大好きです。運動量が少ないことは猫にとって大きなストレスなのです。

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トイレや爪とぎを気分よくできない

猫はとてもきれい好き。トイレが汚れていることに強いストレスを感じます。
爪とぎは猫にとってはトイレと同様に生理現象です。気持ちよくできる場所がないと不快に感じます。

騒音

猫は騒音も嫌いです。工事の音や車や電車の通る音が常に聞こえる環境ではリラックスできずイライラは募るばかり。
その他にもドライヤーや掃除機などの突然の大きな音も嫌いです。

お題 ネコ 頰ひげ 着ぐるみ

環境の変化

変化に敏感な猫。自分のお気に入りの場所が決まっていることが多く、模様替えなどでその場所がなくなるとストレスが溜まります。
他にも気温の変化や雨・風にあたることなどもストレスにつながります。

相性の合わない存在

猫は基本的には群れません。飼い主以外は敵とみなしてストレスに感じていることも多いようです。
猫の種類や個体により差はありますが、他のペットと一緒に飼う・多頭飼育をするときは様子をよく見てあげてください。

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猫がイライラしたときに表れるサイン

同じ場所をずっとセルフグルーミング(毛づくろい)する

猫はきれい好きなので、日常的にセルフグルーミング(毛づくろい)をします。
血が出たり禿げたりするまで同じ場所をなめていたり、逆にいつものようにしなくなるのは何らかのストレスを感じていることが考えられます。

食欲がなくなる

食へのこだわりが強い猫は、食事内容や食事環境にストレスを感じると食べなくなります。また、他の要因でストレスを抱えていても食事量に変化が出ることがあります。
お気に入りのエサやいつもよく食べるものを食べないときはストレスサインの可能性があります。

体調の変化

ストレスやイライラが体調の変化、例えば下痢や便秘、嘔吐などとして表れてしまうことがあります。

「車での外出時に毎回下痢をしてしまう…」などの一過性の症状はあまり心配いりませんが、放っておくと重症化する症状もありますので長引く体調の変化には注意が必要です。

猫のイライラ・ストレスを解消する5つの対処法

たくさん遊ぶ

まずは飼い主がたくさん遊んであげることが一番です。毎日5分から10分、できれば数回。追いかけっこをしたり、猫じゃらしなどのお気に入りのおもちゃで遊んであげましょう。ブラッシング好きな猫にはブラッシングも効果があります。

運動できる環境を作る

猫は高いところが大好きです。そして上下運動も大好きです。キャットタワーやキャットウォーク、高低差のある場所を作ってあげると喜びます。そして自然と運動量が増えてストレス解消につながります。

気持ちよく過ごせる環境を作る

猫はとてもきれい好き。トイレの掃除はこまめに行ってあげましょう。室温の調整や雨・風にあたらないようにするといったことも大切です。
そのうえで猫が好む様な隠れる場所を作ってあげたり、お気に入りの素材(段ボールやタオルケットや座布団など)で居場所を作ってあげるとよいでしょう。

爪とぎグッズを充実させて、お気に入りの場所に爪とぎ場所を作ってあげるのもおすすめです。

苦手な刺激を与えない

キツイ臭いのする香水や芳香剤をやめたり、突然大きな音を立てないようにするなど 猫が嫌がる刺激を与えないようにします。
過剰なスキンシップを嫌がる猫は多いので注意しましょう。

ごちそうフードをあげる

食欲が落ちてしまっているときなどは、いつものフードをウエットフードに変えてみたり猫用のふりかけなどを使ってみるのもおススメです。おやつも喜んで食べるものがあれば与えてみるのも良いでしょう。
好きなものからでも食べて元気が出るとよく動くようになり、空腹を感じて食欲が戻るようになることもあります。
またたびも食欲増進効果があるので適量を与えることで効果が期待できます。

ただし、なかなか食欲が戻らないときは何か他の要因がある場合がありますので病院の受診なども検討していきましょう。

まとめ

猫は私たちが思うよりもずっとストレスを感じやすく溜め込みやすい動物です。毎日コミュニケーションをとりながらよく観察して、イライラやストレスのサインを見逃さないようにしてあげしょう。

また、猫にとって環境はとても重要です。室内飼いであれば特に、飼い主が環境を整えてあげることが大切な猫の健康を守るうえでポイントになってきます。
最近の猫ブームで、猫扉やキャットウォーク・キャットステップなどが整備されている猫と暮らすための家や部屋も人気を集めています。

猫にとっては自由に暮らせてリラックスできる、飼い主はその姿に癒される。そんなやさしい猫との生活を送りたいですね。

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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